徒然にゆびならし

趣味や好きな事(主に映画やダイエット体験談)を思うままに書き綴りたいと思うアラサー。

【カメラを止めるな!】賛否両論あれど個人的には……※ネタバレあり 追記あり

めーーーーーーーっちゃくちゃ好きです。

ええ、めーーーーーーーっちゃくちゃです。

今年は本当に本当に、映画の豊作年で間違いないかと思います!

ネタバレは後半に書きますが、未視聴の方は(観る予定が無い方も)スクロールすることをお勧め致しません。

お勧め致しません。(大事なことなので

うう……映画のブログなのに……

何故かって、この作品は純粋に何も知らずに見た方が確実に面白いと思います。

それでも、紹介したくて溢れるパッションが多いので、フワッとご紹介していきます。

 

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公式サイトはこちら

http://kametome.net/index.html

 

ポスターは何回か見ていて、ストーリーもやんわり耳にしていました。それでも観る機会がなかなか無かったのですが、たまたま病院帰りにシネマロサ(池袋)の付近を通りかかり、そこでやっと視聴することが出来ました。

この日は平日のレディースデーでしたが、チケットを買う人たちで行列が……何事かと思いましたが、2時間後開演のチケットを購入。(この後すぐに当日券が全席売り切れと知る)

 

※2018/09/24の現在は、全国に上映されて、目に触れる機会はより抜群に上がったかと思います。

 

忘れられない日になったと思います。

試写会でも無いのに上映後に拍手が湧き、私も拍手しました。拍手をして終わりたいと思わせる映画って中々無いかと思います……

 

 

◆ストーリー

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。​

本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。

そんな中、撮影隊に本物のゾンビが襲いかかる!

​大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。

”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”

……を撮ったヤツらの話。(HPより抜粋)

 

 

私も、この前情報しか知らずに観に行きました。

正直なところ、大正解でした。

純粋に映画に入り込んで見入ることが出来たというか、ネタバレを知っていたら純粋にこの映画を楽しめるかも分からない。

それくらいに、情報量はこれくらいで良いかと思います……

 

 

あ、あと「ホラーとかゾンビとか苦手なんだ……」と言う方に朗報です。

そういったジャンルの枠に収まらない映画です。是非観てください。

何も恐れることはないです。是非観て下さい。

 

 

知ってるキャストさんがいない

ポスターを見ても、監督を見ても、イマイチ誰が誰……? という配役と役者さん。

そして、低予算で製作されたと聞いて「ブレアウィッチプロジェクト……?」と脳内を過ぎりました。アレもホラー寄りの映画ですからね。

なので、なんの先入観も無いというか、まっさらな気持ちで映画を視聴出来ました。

「あの役の人は、こういう傾向の役を演じることが多いからー」などと言った情報は一切なかった……逆に怖い。

 

序章で明記できそうな情報は、本当にこれくらいでしょうか……

そろそろネタバレパートに行きたいですが、良いでしょうか? ええい行きますね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に書きますからね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログの一行目に戻るのですが。

もうもうもう、めっっちゃくちゃ面白かった。

観客がめっちゃ笑ってるの。手を叩いて笑ってるの。どんなカテゴリーの映画なのか本当に分からなかった!!

じゃあ何がそんなに面白いんだよと言うことで、核心には触れない程度のネタバレを。

 

37分ワンカットのカメラ回し

私は、この情報も直前まで知らなかったんですが、よくぞまあやれたものだな……と感心しきり。これは役者さん、スタッフさんが猛烈に必死なまでに頑張って撮ったものなんだな……と。

 

37分の間で何回も起こる【違和感】

「なんでこの女優さん、同じこと何回も言うんだろう?」

「今の間は何だ?!」

「ちょっと……役者さん大根すぎない??」

「ん??? 今なんで起き上がったの?!」

などなど、クスクスと失笑が湧く映画館でいくつも起こる謎の違和感。

突然役者さんが飛び出してしまったり、セリフのおうむ返しが始まったりと、観てるこっちも「おおう……マジか……まあ低予算なら仕方ない……のかな?」と肩肘つきながら観てたんです。観てたんです……

全ては後半に盛り込まれていたとか、知らない……知らなかったんです……

でも、勘のいい人は序盤で何が起きてるか分かったみたいですね。私は中盤くらいから「…………あーーーーなるほどーー?!!」と姿勢を正して観出しました。

 

キャラクターの個性が強すぎて最高。

映画監督、その妻は元女優、その娘は映画監督志望。その他、一癖も二癖もあるキャストが、息つく暇もないノンストップのコントを演じているような感覚。

コント映画ってジャンルがあるなら、そんな感じかと思う。

繰り返しますが、現場、裏方さん、役者さんたちって大変なんだな……と謎の感動を持つほどに。

ラストのシーンは、ふと込み上げてきて涙が出てきたから混乱しかなかった。混乱しながら泣いてた。

 

こんなにも核心に触れないでブログを書くのって、大変だな……

兎にも角にも今は上映しているところが少なくて歯痒いし、観ている友人も少ないので、今度の土曜に友人を引き連れてお代わり行ってきます!